2010年08月18日

読書感想文コンクールの例文書いてみましたよ!

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すいません、自分でやってみてわかりました。
このキャンペーン、過酷すぎました…!!!!!

本当にすいません、締切りも近づいておりますが、
まだ時間もございますので、是非チャレンジください!

(本当は課題図書で書きたかったんですが、すいません挫折しました)




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DLsiteBooks読書感想文
自由図書部門
「迷宮秘宝館を読んで〜千之ナイフ作品における迷宮〜」

http://books.dlsite.com/download/=/product_id/BJ001929.html

私が千之ナイフという作家を始めて知ったのは、ホラーコミック誌だ。
学生時代は少女向けホラーコミック誌が多く発行されていたが、
その中でも、ひときわ異彩を放っていたのが千之ナイフ作品だった。

主人公の少女は、大きな瞳に、濃いマツゲ、美しい髪で制服を身に包み恐怖に眉を顰める。
少女漫画然としながらもどこかエロチックなキャラクターは、とても印象に残った。
作品のなかで印象に残るのは、効果音だ。
明朝体の美しい効果音は、静謐さと恐怖を読者に煽る。

「迷宮秘宝館」でも、そうした特徴が見られる。

タイトルにある「秘宝館」とは、性風俗に関わる古今東西の珍品・秘宝を
収蔵した施設のことを言う。
そこに「迷宮」を付け加えることで得られる印象は、「不可思議」ということ、
あるいは「マニアック」、
神話でも見られる単語ゆえに、「耽美」というイメージさえあるかもしれない。

実際、「迷宮秘宝館」内で描かれる短編は、どれも特徴的だ。

魔女に憧れる少女同士の百合関係を描いた「森の中の魔女」、
UFOを呼ぼうと試みている少年少女が登場する「来るべき世界」、
学校内で起こった新興宗教の様子を描く「教祖愛子」、
ひときわ印象的なのはアリス服をきた主人公が館内をさまよう「迷宮院の少女」だろう。

主人公の「美少女ありす」は、ロングストレートの金髪にリボン、エプロンスカートにボーダーのオーバーニーソックスという
「不思議の国のアリス」のアリスさながらの服装で、「迷宮院」で暮らしている。
「開放治療をはじめてから、ここもずいぶん楽しくなったなあ」という言葉から、
「迷宮院」というのは病院のような場所だということが推測される。
迷宮院では、深夜に桜の木に手を付き盛っているウサギの着ぐるみの男女や、
好みの女子大生を食べようとし、今はこおみの女性を料理する絵を描いて過ごしているSさん、
名前の通り巨大な身体の肉美さんや、その中に「体ごと」入るのを喜ぶ男性、
ニンフォマニア(色情狂)の美しい麗華はや、「医者」と自分を思い込んでいる男など
変わった人々が生活している。

主人公ありすは、その深夜の迷宮館を、さながら「不思議の国」を探検するかのように探検していく。
しかし、途中ニンフォマニアに麗華に見つかり、室内に引き入れられてしまう。
そこで、読者に告げられるのは、「ウフフ…あなた自分のこと女の子だと思い込んでいるんですってね」という麗華のイタズラめいた言葉だ。
ありすの視点で、ドコかおかしい人々を見ていた読者は、
「お前もこの迷宮院の人々と同じだ」
と突如告げられたような衝撃を受ける。

「迷宮院の少女」は単行本の最終話に収録されている。
この物語の読後感は、まるで古今東西の珍品・秘宝を収蔵した「秘宝館」に収蔵されてしまっているような感覚さえ覚えてしまう。
私たちはこの作品を通じ、「性の迷宮」に迷いこんでしまうのだ。



\少年アリス萌え/


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